シロクラベラは、奄美では「マクブ」と呼ばれる大型のベラの仲間です。
ベラと聞くと小さな魚を思い浮かべるかもしれませんが、シロクラベラは大きなものでは1mほどにもなる大型魚。沖縄ではスジアラ、ハマダイと並ぶ三大高級魚のひとつとして知られています。
透明感のあるきれいな白身はクセが少なく、ほんのりとした甘みがあります。刺身はもちろん、火を通してもふっくらと仕上がるため、いろいろな料理で楽しめる魚です。
シロクラベラとは?【島名】マクブ
シロクラベラはベラ科の魚で、サンゴ礁や岩礁周辺の浅い海に生息しています。
奄美大島以南の琉球列島にも分布しており、奄美では「マクブ」の名前で呼ばれています。
大型の個体になると体長1mほどに達することもあり、ベラの仲間としてはかなり大きな魚です。サンゴ礁の砂礫地で、貝やエビ、カニなどを食べて暮らしています。
沖縄では特に評価の高い魚で、スジアラの「アカジンミーバイ」、ハマダイの「アカマチ」とともに三大高級魚として扱われています。奄美名:スジアラ「ハージン」、ハマダイ「アカマツ」

シロクラベラの旬の時期
シロクラベラの旬は冬です。
資料によっては明確な旬を定めていないものもありますが、沖縄県漁連では主な水揚げ時期を12月と1月としており、冬の魚として紹介することができます。
シロクラベラの味の特徴
シロクラベラの魅力は、透明感のある白身と、クセのない上品な味わいです。
身は適度に締まっていて、ほんのりとした甘みがあります。脂の強さで押してくるタイプではなく、白身そのもののきれいな旨味を楽しめる魚です。
また、加熱すると身がふっくらと膨らむように仕上がるため、刺身だけでなく汁物や揚げ物などにも向いています。
シロクラベラのおすすめの食べ方
お刺身
鮮度の良いマクブなら、まずはお刺身がおすすめです。
透明感のある白身はクセが少なく、噛むほどにほんのりとした甘みを感じられます。
塩焼き
シンプルに焼くことで、マクブの白身の旨味を楽しめます。
皮目を香ばしく焼けば、身のやわらかな食感との違いも楽しめます。
煮付け
マクブの上品な白身は、甘辛い煮付けともよく合います。
ふっくらとした身に煮汁が染み込み、皮や身から出る旨味も楽しめる、奄美の地魚らしい食べ方です。

うしお汁
マクブは汁物との相性も非常に良い魚です。
頭やアラからは旨味のある出汁が出るため、酒と塩を中心にシンプルに仕上げると、上品な白身の味わいを楽しめます。
まとめ
シロクラベラ(島名:マクブ)は、奄美大島以南のサンゴ礁に生息する大型のベラです。
冬に旬を迎え、透明感のある白身と上品な甘みが魅力。スジアラやハマダイと並ぶ高級魚として知られ、刺身から汁物、焼き物まで幅広く楽しめます。
奄美で出会えたら、ぜひ覚えておきたい地魚のひとつです。















































